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2021年 新春 県政報告

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令和3年昭和町成人式が行われました!
269名の新成人対象者中170名出席されました。例年にもまして素晴らしい立ち振る舞いで嬉しく、想いを込めて祝辞を述べさせて頂き
ました!
「新しい社会様式」の実現には、新しいイノベーションが求められます。この期待される新しいイノベーション像は、非常に広範なもの
であり、また、今や世界的な社会課題であることから、その実現にあたっては、我が、国民が一体となって取り組み、高い技術力を有する
日本の叡智を結集し、世界的な牽引役を担っていくことが期待されている事を申し上げました。 新成人ガンバレp(^-^)q
さて、令和2年11月30日に開会しました今定例会も、全ての案件を議了し、滞りなく閉会いたしました。
今定例会におきましては、総額60億円余の一般会計補正予算案、山梨県職員給与条例等の改正案に係る審議とあわせ、ウイズコロナ・
ポストコロナを見据えたインバウンド戦略や移住者定着への取り組みなど、当面する諸課題について、活発な意見が交わされたところ
であります。
また、県有地貸付にかかる問題については、会期を延長して真摯な論議が重ねられ、閉会中も継続審議を行ってまいります。
さて、2020年を振り返りますと、県においては、「超感染症社会」を目指し、生活と経済を動かし続ける「やまなしグリーンゾーン構想」
を打ち出しました。また、本県の主力産業である機械電子産業に、世界市場で更なる成長が見込まれる医療機器関連分野への進出を促
す「メディカル・デバイス・コリドー構想」も打ち出しております。更には、日本を代表する水素・燃料電池の研究機関がお台場から甲府
市の米倉山に移転、日本の研究開発の中心地へと進めている状況であります。
今年は、いよいよ延期されました東京オリンピック・パラリンピックの開催を迎えます。県内において実施される、聖火リレーや大会
の事前合宿、自転車競技ロードレース等の開催にあたり、万全の状態で迎えることが出来ますよう関係各位と共に引き続き尽力してま
いります。
改めて、課題の山積するコロナ禍ではありますが、二元代表制の一翼として、県政の重要課題に向き合い、県民の皆様の負託に応えら
れますよう頑張ってまいります。2021年が、県民の皆様にとりまして、希望に満ちた輝かしい年となりますよう御祈念申し上げ、新春号のご挨拶といたします。

令和3年1月吉日

2020年 冬 県政報告

青洲高等学校の視察
(教育厚生委員会)

峡南地域単位制・総合制高校建設事業費について継続審議案件として視察を行いました。
青洲高校は、普通科、工業科、商業科の3つの学科を備えた県内初の単位制・総合制高校で、峡南地域の歴史や文化、産業、防災などについて学ぶ「青洲学」という授業があります。各学科の専門性を生かして、多様
な科目の中から科目を選択、生徒の興味関心や進路目標に応じた知識・技能・技術を高めることができます。
現在、体育館及びグランド等の整備が進行中。

佐久地域議員連盟と意見交換会
(巨摩議連)

令和2年5月に知事意見書が出され、方法書の手続きが終了したところであり、本県及び長野県内において、事業者である国による現地調査に向けた準備が進み、環境影響評価及び都市計画の手続きが着実に進められているところです。
両県が行う環境影響評価及び都市計画の手続きが確実に実施され、一日も早い事業化が図られるためには、本県と長野県の連携を益々強化し、国に対して積極的に働きかけを行っていくことが重要であると意思統一を行いました。

日本の印章制度・文化を守る議連               

11月13日設立総会を開催し12月8日臨時総会にて印章産業の現状と課題について執行部説明を受け、取り組み事例紹介として市川三郷町議会、身延町議会の説明を受けました。
今後の方針として、本県の地場産業である印章産業の望ましい未来像を関係者の方々と共有しながら、その振興に取り組んでいくことにしました。

山梨県スポーツ振興条例案作成委員会

11月12日先進地事例調査として神奈川県議会で神奈川県スポーツ推進条例について説明を受け質疑を行い、その後、横浜国際プールを調査、施設概要、施設における新型コロナウイルス感染症対策についても調査しました。 これら先進地視察を受け、「山梨県スポーツ推進条例」の制定を進めており、このたび条例の骨子を取りまとめました。県民の皆様から幅広く御意見を募集いたし参考として活用させていただくとともに、御意見の概要につきましても後日公表させていただく予定です。

令和2年度決算特別委員会

10月8日(部局審査)より11月2日(総括審査)まで延べ5日間の審査を行いました。
意見書として、
①リニア中央新幹線の開業に向けた取り組みの推進について ②学校における働き方改革の推進について ③学力向上に向けた取組について ④いじめ対策・不登校支援のための体制整備について ⑤公衆衛生の維持・向上について⑥多様な保育ニーズに対応できる環境整備について ⑦収入未済額について
以上7項目を質しました。

昭和町新年互礼会

今年の干支、「辛丑(かのと・うし)」の気が作用する本年の注意点は、「丑・うし」が丁度紐が絡んで解けず、思うように進んでいかない場面に遭遇することが多い年といわれています。本年は、「強固な意志を発揮し、誠実と粘り強さ」を以って、真面目に仕事に精励されることで、紐は解ける年廻りであります。「山梨県のど真ん中にある昭和町の役割は、今後ますます重要になってまいり、更なる発展に向けて精進することを誓いました。

令和2年11月定例県議会を終えて

11月定例県議会では、条例案10件、予算案4件、その他の議決案件14件、報告事項14件が審議されました。
条例案については次の2案件を中心に審議され、全て可決されました。

「山梨県立やまなし地域づくり交流センター設置及び管理条例 制定の件」
(県民に交流及び連携を図るための機会と場を提供することにより、地域課題の解決や地域経済の活性化に向けた県民の主体的な取り組みを促すことで地域の活性化を図るため。)

「山梨県職員給与条例 及び 山梨県一般職の任期付研究員及び任期付職員の採用等に関する条例中 改正の件」
(人事委員会勧告を受け、公民給与の較差を解消するため、一般職員の期末手当
の引き下げを行う。)

補正予算案の規模(一般会計)は60億6,407万1千円で、
*新型コロナウイルス感染症対策に要するもの
*新たな補正要因で、緊急を要するもの
*人事委員会勧告等に基づく職員給与費の減額補正
を中心に審議され可決されました。
補正予算の概要は次の通りです。

可決された補正予算総額は60億6,407万1千円

■新型コロナウイルス感染症に対応した緊急対策

*PCR検査等体制強化事業費 124,371千円

新型コロナウイルス感染症患者の早期発見、早期治療を徹底するため、県内全域における検査体制を構築する。

*新型コロナウイルス感染症患者受入支援事業補助金 1,340,869千円

感染症患者等の受入体制を確保するため、病床確保に要する経費に対し助成する

■県民生活に与える影響の最小化と新しい生活様式への対応

*生活福祉資金貸付事業推進補助金 2,000,000千円

低所得者、障害者等を経済的に支援するため、生活に必要な資金の貸付を実施する県社会福祉協議会に対し助成する。

*青木ヶ原樹海イメージアップ強化事業費 23,039千円

青木ヶ原樹海への自殺企画者の来訪を減少させるため、樹 海の豊かな自然を「生きる喜び」の象徴として発信することによりイメージアップを図る。

*私立幼稚園トイレ手洗い場自動水栓整備事業費補助金 46,452千円

園児の感染リスクを低減するため、学校法人が行うトイレ手洗い場の自動水栓の整備に対し助成する。

*やまなしグリーン・ゾーン構想推進事業 1,787,896千円

感染症に対して強靭な社会・経済の形成を目指す「やまなしグリーン・ゾーン構想」の推進を図るため、新しい生活様式に対応した取り組みへの支援を拡充する。

*富士山救護所等感染症対策事業費 1,035千円

来夏の富士登山再開に向け、救護所等における感染リスク低減を図るため、換気設備、防護服等を整備する。

*モモ共同選果場感染症予防対策支援事業費補助金 42,595千円

作業場における感染リスクを低減し、安定した出荷体制を確保するため、農協が行う空調設備の整備に対し助成する。

■県内経済の安定化・反転攻勢に向けた緊急対策

*森林空間活用施設整備モデル事業費補助金 30,000千円

コロナ禍における新たな観光や健康づくり等の需要に対応し、地域の活性化を図るため、森林空間を活用した自転車エコパークの整備に対し助成する。

*やまなし創業チャレンジ応援事業費補助金 3,895千円

本県における創業の機運醸成を図るため、会社設立に要する経費に対し助成する。

*インバウンドゴルフツーリズム推進事業費 4,949千円

「第9回アジアゴルフツーリズムコンベンション」の開催を好機に、静岡県と協働して訪日外国人旅行者のゴルフツーリズムを推進するための取り組みを行う。

*信玄公生誕500年PRイベント支援事業費補助金 10,000千円
令和3年11月の信玄公生誕500年に向けた機運の醸成を図るため、キックオフイベントと連携した取り組みに対し助成する。

*富士山有料道路管理費補助金 284,614千円

富士山観光の主要道路である富士山有料道路の通行を確保するため、料金収入が激減している道路公社に対し、道路管理に要する費用を助成する。

■その他主要事業

*医療型短期入所事業所開設促進事業費 10,573千円

医療型短期入所サービスの地域偏在を解消するため、短期入所事業の新規開設に取り組む医療機関等を支援する。

*道路社会実験事業費 10,000千円

観光地における人と車が共存できる最適な道路空間や「まち体験型観光」のモデルを構築するため、身延山門内地区において実証実験を行う。

*自生第エネルギーシステム開発事業費 (継続費)

水素・燃料電池等の次世代エネルギーシステムに関する研究開発拠点を整備する

*職員給与改定  △292,075千円

人事委員会勧告に鑑み、職員の給与改定を行う。

現在進行中の昭和町内における道路整備について

①緊急道路整備修繕 主要 甲府市川三郷線(西条工区) 歩道整備 この区間はJR身延線と並行しており、通勤・通学のため国母駅等を利用する歩行者が多く、自動車交通量が多い道路でありながら歩道がなく危険であるため、平成27年度より歩道整備を実施しているところであります。 平成30年度には、工区内の南側のL=117mの歩道整備を完了し共用を開始いたしました。 令和2年10月からL=135mの工事を実施中で年度内に完成の見込みであり、また、昭和町が計画する道路改良工事を考慮した交差点設計を実施中で、年度内に完了の見込みです。
①主要 甲府市川三郷線(昭和町内)横断水路修繕 令和2年2月、主要 甲府市川三郷線を横断する水路で底張りコンクリートがない箇所について、沿線住民から町を通じて底張りコンクリート施工の要望があり、水路の利用状況を調査し、年度内に2箇所の横断水路について堆積土砂の撤去を実施することとなりました。 次年度以降に底張りコンクリートが設置されていない箇所の改修についても順次対応していきます。

鎌田川に関する地域住民の要望について

令和2年7月に続き、地元西条新田の長田町議会議員、区長、昭和町役場職員及び県担当者と共に現地視察を行いました。
地元住民の皆様からのご意見・ご要望に対して県担当者等と協議した結果、今年度につきましては次の3件の対応を早急に実施いたしました。その他のご意見・ご要望に関しては緊急性がないことから引き続き注視していき、状況に大きな変化等が見受けれた際には対処していくこととなりました。
今後も地元住民の皆様と協力して安全・安心な町づくりを進めていきたいと思います。

①南っこ橋の下流の河川内の堆積土砂と草を撤去してもらいたい。
草木については県で除去。(町の橋梁工事の範囲外)
堆積土は現状では流れを阻害している状況にないため、今後著しく阻害するようであれば堰の管理者と協議のうえ浚渫します。

②護岸の裏から水が出てきている箇所を修繕してもらいたい。
県でコンクリートを詰めるなどの修繕工事を行う。

③神社に隣接する護岸天端の樹木を切ってもらいたい。
護岸に悪影響が生じていることから県で伐採する。