2021年 夏 県政報告

2021年 夏 県政報告

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2021年 夏 県政報告

謹啓 晩夏の候、みなさまにはご清栄のこととお喜び申し上げます。
去る6月21日に開会された今定例会も、すべての案件を議了し、ここに滞りなく7月6日(会期16日間)に閉会の運びとなりました。
今定例会は、「新型コロナウィルス感染症に対応する緊急対策」など、総額224億円を超える一般会計補正予算案や「山梨県太陽光発電施設の適正な設置及び維持管理に関する条例制定案」などの審議と併せ、ワクチン接種の迅速化に向けた支援や、総合計画の見直しなどの諸課題につきまして、活発な議論が交わされました。
また、二元代表制の一翼を担う議員の「責務」や「役割」を定めた「山梨県議会基本条例」の理念に立ちかえり、県民の皆様の負託に応える議員として今まで以上に、今後も公平公正な県民目線で邁進して参る所存でございますので、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

謹 白

2021年 夏 県政報告

令和3年8月吉日

2020年 冬 県政報告
今後も積極的に河川の危険箇所の改修工事を進め、

「人命を守り、資産等の被害軽減・解消」に努めてまいります!!

近年、我が国では、気候変動に伴い、平成27年9月関東・東北豪雨、平成29年7月九州北部 豪雨、平成30年7月西日本豪雨、そして令和元年東日本豪雨など、広域かつ計画をはるかに上回る規模の豪雨が発生しており、この傾向は更に高まることが想定されます。
山梨県においても、前線性集中豪雨や大型台風などにより、これまでも多くの水害などに見舞われました。
これらの水害の発生状況を踏まえ、県内の各河川では、河川整備計画を策定し、本格的な治水事業が進められてきましたが、近年の激甚化する水害の状況を踏まえると、治水事業をこれまで以上に充実・強化することに加え、流域のあらゆる関係者が、河川整備等のハード面と避難計画等のソフト面を一体とする対策を協働で行う流域治水に取り組むことが重要となってきております。
2021年 夏 県政報告
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2021年 夏 県政報告
2021年 夏 県政報告

令和3年6月定例県議会を終えて

2021年 夏 県政報告
山梨県議会の6月定例会が閉会しました。
焦点となっていた弁護士費用「1億4,300万円」の専決処分については、賛成多数(20対15)で「承認」されました。
(専決処分 = 議会が決めていない予算などを知事が自らの判断で処理)私は「反対」の立場でありました。
理由は以下の内容です。
 ① 専決処分は不適当ではなかったか。
 ② 弁護士報酬は「70万1千円」とすべきだったのではないか。
 ③ 訴訟代理人の選定における妥当性はあったのか。
県議会は今年2月定例会の最終日(3月24日)に、弁護士費用を約2億円から「70万1千円」に減額する予算修正案を可決しました。それにも関わらず、約1か月後の4月30日に議会の決定に反して、県当局の判断によって「1億4,300万円」が専決処分されました。
そもそも「70万1千円」まで減額できたのは、2月定例会の会期を2度も延長してまで議論を重ね、各会派ですり合わせをした「合意」があったからであります。
県の主張が裁判の判決等で確定するまでは、弁護士に関わる報酬基準に合わせて「70万1千円」とするのは県当局も了承したことです。 この決定を覆すのであれば、あらためて議会を開き議論をし直すべきだったと思います。
しかし、今回は「時間的余裕がない」ことを理由にして議会は開かれませんでした。
異なる意見を公開の場である議会で主張し合い、議論を重ねる中で結論を導き出すことが、議会の役割であると考えます。こうしたプロセスを踏むことが、政治への信頼を高めていくのだと思います。
引き続き、県民の皆様の声をいただきながら、様々な資料や意見をもとにして議論して参ります。
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可決された補正予算は総額で約224億円(以下は主な予算項目)

新型コロナウイルス感染症に対応した緊急対策

1 感染拡大防止と医療提供体制の整備

○ 新型コロナウイルス検査事業費 689,700千円
○ 感染症対策情報発信事業費 5,500千円
○ 幼稚園感染拡大防止支援事業費補助金 11,500千円
○ 認定こども園施設設備整備事業費補助金 14,666千円
○ 新型コロナウイルス感染症医療提供体制強化事業費 807,649千円
○ 二次救急病院等感染拡大防止支援事業費補助金 350,000千円
○ ECMO等研修会開催事業費 6,500千円
○ 新型コロナウイルス感染症外国人患者受入体制整備費補助金 6,048千円
○ 薬局再開継続支援事業費補助金 2,258千円
○ 新型コロナウイルスワクチン接種相談窓口設置事業費 91,312千円
○ 新型コロナウイルスワクチン接種記録システム登録支援事業費 119,341千円
○ 新型コロナウイルスワクチン副反応休業助成金 27,965千円

 

2 県民生活に与える影響の最小化と新しい生活様式への対応

○ 生活福祉資金貸付事業推進費補助金 810,000千円
○ 生活困窮者自立支援事業費 6,257千円
○ 母子家庭等自立支援給付金 7,939千円
○ ひとり親家庭住宅支援資金貸付事業費補助金 7,920千円
○ 県立学校等修学旅行感染予防対策強化事業費 210,831千円
○ 就職支援金貸付事業費補助金 5,483千円
○ 保育士修学資金貸付事業費補助金 3,786千円
○ 看護師等養成所実習補完事業費補助金 2,649千円
○ やまなしグリーン・ゾーン認証制度運営事業費 50,756千円
○ やまなしグリーン・ゾーン認証宿泊施設
       変異株対策強化事業費補助金 1,800,000千円

 

3 県内経済の安定化・反転攻勢に向けた対策

○「 ジャパンジュエリーフェア2021」開催支援事業費補助金 4,500千円
○ GI「山梨」日本酒・ワインプロモーション事業費 23,313千円
○ 県民限定やまなしグリーン・ゾーン宿泊割り事業費 2,261,173千円
○ やまなしグリーン・ゾーン認証宿泊施設
          高付加価値化支援事業費補助金 1,954,636千円
○ やまなし教育旅行誘致推進事業費補助金 19,980千円
○ データ農業推進事業費 153,920千円

 

その他主要事業

○ 八ヶ岳スケートセンター改修費 144,811千円
○ 多様性を尊重する山梨検討会(仮称)開催費 267千円
○ 鉄道駅バリアフリー化設備整備費補助金 10,333千円
○ 反訴の提起に係る申立て手数料 15,250千円
○ 子どもの死亡検証・予防策推進事業費 418千円
○ 再生可能エネルギー導入目標策定事業費 10,000千円
○ 太陽光発電施設適正管理等条例広報事業費 6,061千円
○ 管理捕獲従事者等研修施設整備費 33,936千円
○ 産業集積促進助成金 579,540千円
○ 市町村等工業団地基盤整備費補助金 12,667千円
○ 県民文化ホール改修工事費 74,182千円
○ 先進的教育活動モデル事業費補助金 26,000千円
○ マイスター・ハイスクール事業費 12,278千円

 

追加補正予算

○ ワクチン接種促進事業費補助金 他 2,972,312千円

スマート農業実証プロジェクト(ローカル5G)を視察

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スマート農業実証プロジェクトとは、令和元年に農林水産省事業の一貫として、ロボット・AI・IoTなどの先端技術(ローカル5G)を活用した「スマート農業」を実証し、農業への社会実装を加速させていく事業のことです。
スマート農業技術を実際に生産現場に導入し、技術実証を行うとともに、技術の導入による経営への効果を明らかにすることを目的としており、山梨県も昨年度より㈱YSKe-comを代表機関とし、NEC㈱・山梨大学・山梨県・JA等の構成メンバーで開発・実証に取り組んでいます。
【内 容】
 ①高品質シャインマスカット生産のための匠ソリューションの開発について
 ②匠ソリューションAIの開発について
 ③スマートグラスを活用した匠ソリューション体験

(摘粒作業)
今回、スマートグラスを使用した葡萄の摘粒作業の支援などを5Gでリアルタイムに行うシステムについての成果内容を視察しました。

古墳群の魅力紹介、アプリ機能を確認(農政産業観光委員会(鷹野一雄委員長)が事業調査)

甲府市の甲斐風土記の丘曽根丘陵公園で、県立考古博物館が始めたアプリを使って古墳群の魅力を紹介する事業の内容を調査しました。
アプリは甲斐銚子塚古墳などのかつての様子を画像で再現し、AR(拡張現実)を用いてスマートフォンで見ることができる内容で、博物館担当者らからの事業概要説明の後、園内で実際にアプリを起動させ、機能を確かめるなどをしました。
「スマホの機種によってはアプリをダウンロードできない」「誘客促進に向けての活用」などの課題が見えました。
このほか、甲州市の東山梨合同庁舎では、委員が県内の旅館などの女将や若女将でつくる「やまなし女将の会」とコロナ禍での観光振興をテーマに意見交換を行いました。
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バイ・ふじのくに(山梨・静岡両県で「ふじのくに」を元気に!)

新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けている富士の国やまなし、ふじのくに静岡の旬の農畜水産物を互いに購入しあって相互に助け合うとともに、ふじのくにの産品を協同で販売促進し、ともに「ふじのくに」をさらに元気にする取り組みです。
「バイ・ふじのくに」の「バイ」には、買って「BUY」、寄り添う「BY」という意味が込められています。
4月27日富士山静岡空港に、山梨・静岡両県の魅力を発信する協働施設『ふじのくに空のしおり~3776~』が開設され、オープン記念式典に山梨県議会 農政産業観光委員として参加させて頂きました。施設内は、山梨・静岡が誇るワインや日本酒の試飲、産業製品や特産品、観光情報コーナーがあります。また、多言語が話せるコンシェルジュが配置され、様々な情報に触れながら回遊できる工夫がなされています。また、静岡県議会との意見交換会、体験型フードパーク『KADODE OOIGAWA~かどでおおいがわ~』の視察も行いました。
中部横断自動車道開通も控え、今後も両県の友好関係を深め、誘客や広域経済圏として経済の活性化を図って参ります。
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やまなし子どもを守る条例案作成委員会

子どもを守る条例案は、子どもの心身に重大な影響を及ぼす、いじめ、虐待、体罰、貧困等を防止し、子どもが安心して生活し、学ぶことができる社会の実現を目的としています。
コロナ禍の今だからこそ県全体で「いじめ」等を許さないという意思を示し、子どもを守る責務や取り組みを明記していきます。
また、他県の条例でも「いじめ」「虐待」は併記してあるが、「貧困」まで踏み込んでいるものはなく、国に先駆け、部局横断で編成された「子育て支援局」を持つ本県でなければ制定できない条例案を今年度中に作成していきます。